ファッションモデル専科「モデルウォーキングに学ぶ美しい姿勢」
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Walking/モデルウォーキング

walking_anima_2004_1111.gif モデルウォーキングの基本は、視線の先を前方に定め、軽くアゴを引き背筋を伸ばして歩くことです。また、腕は自然に振れるように肩の力を抜いてください。

 ポイントは腰を支点とする重心(体重)を前へ前へ送りだすように上体を前に移動させることですが、一番大切なことは接地している(体重のかかっている)方の脚の膝をぜったい曲げないことです。

 体重は左右交互にかかります。常に両脚の内ももがすれるぐらいに前後に交差しながら踵(かかと)にはできるだけ体重をかけないようにしてウォーキングするように心がけましょう。

 ただし、ヒールが低い靴やダイエットを目的にするような場合など日常のウォーキングは、踵も含めてしっかりと大地を踏み締めるように歩きましょう。

 “常に両脚の内ももが擦れるぐらいに前後に交差しながらウオーキングする”と説明しましたがこれはその解説を裏付ける写真です。わかりやすいように真正面のカットのみをピックアップしてみました。ご覧のように脚を交差するとき膝が内側に寄ってるのがよくわかります。

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 こうすると正面から見たときのシルエットがとてもキレイになります。一瞬ですが接地している方の脚で全体重を支え、全身のバランスをとっています。これは背筋と膝を伸ばしてしっかりと腰に重心を置くことで可能になります。このとき接地している(しようとしている)方のつま先は必ず進行方向か、少し外側に向けるようにしましょう。じゃないとバランスがとれずにかえって歩きにくくなるのでご注意!

※背筋を伸ばす→背中の肩甲骨を互いに内側によせると自然と背筋が伸びます(なんとバストアップにもなるんです)=姿勢が良くなる。またここで言う正しい姿勢とは壁を背にして立ったときに背、お尻、踵が同時に壁についている状態のことを指します(“基本姿勢”を参照)。

ワンポイントアドバイス

  ヒールが高い靴を履いて膝を曲げて腰を落とした感じで歩いている方をときどき見かけますが、その状態で歩き続けると腰や膝に負担がかかり関節を傷めたりするので非常に危険です。足に靴が合わなかったりすると無意識の内に不自然な体勢になってしまうこともあります。新しく靴を購入するときはデザインばかりに捕らわれず履きやすく疲れない靴を選びましょう。自分では気付かないこともありますので友人などにときどきチェックしてもらいましょう。

 モデルがステージ上でウォーキングするときにはストライド(歩幅)を大きくして足を長く見せたり、スピード感を演出したりします。人間の歩行には腕の振り(肩の部分も含む)は欠かせません、なぜなら腕を振ることでバランスをとってまっすぐ歩くことが出来るのです、もちろん同じ側の足と腕を一緒に出してはまっすぐ歩けませんよ。

 したがってストライドを大きくとればとるほど腕(肩の部分を含む)の振りも大きくなります、モデルがウォーキングするときに肩が前後に少しオーバーぎみに動くのはそれです。ストライドを大きくしたいときは腕の振りも大きくすると出来るようになりますので試してみてください。

 それから、体中のバネを使いながらさっそうと歩くことで、筋肉が引き締まり、脂肪も効果的に燃焼されるのでダイエットにも有効です。また、大股で、ヒザをしっかりと伸ばし、背筋を伸ばして姿勢よく歩くことは健康面や美容面にもよい影響がありますのでぜひ挑戦してみてください。